ベトナムを訪問する外国の人数と観光産業の動向(2016年上半期)
ベトナム統計総局(GSO)の公式見解によると、2016年6月の外国人訪問者数は700,400人で、ベトナム南部が本格的な雨季に入ったこともあり、前月比で-7.5%減少した。
しかしながら、前年同月比では+29.8%増加傾向で、前年7月以降12ヵ月連続で前年同月を上回った。
年初6ヵ月(2016年上半期)の外国人訪問者数は前年同期比+21.3%増の4,706,300人となっている。
外国人訪問者を国・地域別で見ると、前年同期に比べて大きく増加した国は以下の通り。
■中国:+47.9%増の1,204,500人
■タイ:+35.3%増の135,800人
■韓国:+34.0%増の741,100人
■イタリア:+30.1%増の24,400人
■スウェーデン:+24.7%増の23,000人
※日本からの訪問者数は同期+12.4%増しの355,900人
一方、前年同期比で大きく減少したのは隣国のカンボジアなどとなる。
■カンボジア:-28.2%減の72,900人
その他、アフリカ大陸からの訪問者も-8.2%減少の13,200人だった。
上記を踏まえると、まだまだベトナムの観光産業の伸びは見込めそうだ。
引用:ベトジョー